プログラム

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1. 特別シンポジウム:大規模災害時に求められるこどものケア(公募、一部指定)

日本小児外科学会としての東日本大震災に対する支援活動が第27回秋季シンポジウムを機に中間報告された。第49回学術集会では、特別シンポジウムとして、大規模災害時に求められるこどもの心身ケアについて考えたい。

2. シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップは、以下のテーマについての応募演題をもとにプログラムを企画します。

1)災害・救急医療における小児外科
災害や外傷を含む救急医療において、多職種連携によるチーム医療は不可欠で、小児外科医の果たす役割について議論を深めたい。
2)手術の教育
進歩・発展を続ける鏡視下手術の技術水準を保つ一方で、同一疾患の非鏡視下手術手技の取得は困難となるジレンマが生じる。鏡視下手術と以前から行われている手術法を披瀝していただき、効果的な手術教育法について見つめたい。
3)成育外科(carry-over診療)の課題
成人期に達しても治療が必要な患者の継続的な診療はどうあるべきか。鎖肛、Hirschsprung 病(含む類縁疾患)、短腸症候群、小児がんなどの追加手術、排便管理や心理的配慮についてアイデアを募りたい。
4)小児臓器移植の現状と未来
法律改正により小児脳死移植が可能になる一方、生体肝移植は保険診療が肝芽腫に拡大するとともに小腸移植実施例が増加している。小児臓器移植に関する現状を知り、将来の移植医療の在り方について議論を深めたい。
5)手術を越えて(QOLを重んじる小児外科診療)
患児家族のQOLを低下させるイベントである入院、手術や在宅医療においてQOLを保つ工夫やコメディカルを含めたケアについて議論したい。

3. 要望演題:以下のテーマについての応募演題をもとにプログラムを企画します。

1)小児外科疾患の基礎研究
再生医療、遺伝因子の解析、新たな治療法の開発研究等未来の診療の礎となる基礎研究成果を発表し、活発に議論していただきたい。
2)小児循環器・呼吸器外科の最前線
集中治療と手術による循環器、気道、肺、胸壁の傷病救命治療についての最前線を報告いただき、重症患者の救命率の向上につなげたい。
3)小児腫瘍の治療戦略(外科医の出番)
小児血液・がん学会専門医制度の一環として、小児がん認定外科医制度が発足したが、固形悪性腫瘍だけでなく、難治性良性腫瘍、小児血液がん治療における外科医の出番を探り、アイデンティティを再認識したい。
4)合併泌尿器疾患の治療
先天性消化管疾患や腫瘍性疾患に合併する泌尿器疾患の診療はいかに行われているか。治療戦略や工夫について幅広く発表いただきたい。
5)女性小児外科医の望みと悩み
増加する女性小児外科医の婚活、家事や育児と仕事の現状について発表していただき、女性の活力を生かした診療を展開する方法を探りたい。
6)患者・家族の声を聴く
患者・家族から寄せられる思い、要望、期待を踏まえた診療は不可欠であるが、対応に苦慮する場合もある。現場で聴かれる声について、正しい倫理的判断に基づいて議論したい。
7)小児外科と医療安全
標準化されにくい、頻度の低い疾患を診療する小児外科における医療行為に対する医療事故防止の努力について議論したい。
8)"common surgical disease” の治療
地域医療において小児外科外来診療は重要である。虫垂炎、腸重積、消化管異物、鼠徑ヘルニア・陰嚢水瘤、臍ヘルニア、便秘、痔瘻、停留精巣(含む移動性精巣)、包茎など、"common surgical disease” 治療のアイデアを募り、議論したい。
9)コンピュータと小児外科
医療分野のIT化は急速に進展している。軽量化され携帯できるPCなどのさまざまな興味ある活用法について示していただきたい。

4. 一般口演、ビデオセッション、ポスターセッション

ビデオセッションについて:学術集会で発表されたビデオのうち優秀なものについてはビデオライブラリーを作成し、ホーム・ページ上で動画配信されます。

5. 特別講演

山下泰裕(東海大学 副学長)

6. 招待海外講師

Prem Puri (Consultant Paediatric Surgeon and President, National Children’s Research Centre, Dublin, Ireland)
  1. Management of Vesicoureteral Reflux: Past, Present and Future(仮)
  2. How to Prepare a Manuscript for Publication (仮)
David Tuggle (Chief of Pediatric Surgery, University of Oklahoma College of Medicine, Oklahoma, USA)
  1. Pediatric mass casualty management in the Central US- Man Made and Natural Events(仮)
  2. Evolving techniques in Pediatric Surgical Education(仮)
David Sigalet (ACH Professor of Pediatric Surgical Research, Alberta Children's Hospital, University of Calgary, Calgary, Canada)
Treatment of infants with intestinal failure: From Survive to Thrive (仮)

7. 教育講演

小宮一三 (神奈川工科大学 学長)
「ヒューマン・インターフェイスの未来」(仮)

8. International Sessions

国際セッションでは、演題についてのdiscussionのほか、内容、発表方法について、招待海外講師によるコメントおよび評価を発表者にfeedbackする。

9. 会長講演

10. 医療倫理安全管理講習会(5月15日(火))

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11. サテライト・セミナー(5月14日(月))

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12. 第28回卒後教育セミナー(5月16日(水)、17日(木))

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13. 第3回PALS講習会(5月12日(土)、13日(日))

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14. 第3回内視鏡手術セミナー(5月16日(水))

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15. 市民公開講座(5月19日(土))

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16. 趣味の写真展

第49回日本小児外科学会学術集会会期中、皆様が趣味で撮影されました写真を各会場でスライドショーとして展示いたします。
出展を希望される方は、運営事務局<jsps2012[[atmark]]convex.co.jp>に参加の意思を電子メールでお知らせください。

【運営事務局】
株式会社コンベックス
〒106-0041 東京都港区麻布台2-3-22 一乗寺ビル
TEL:03-3589-4422 FAX:03-3589-3974
E-mail:jsps2012[[atmark]]convex.co.jp

なお、展示に際しては、以下の点にご留意ください。

  1. 運営事務局にお申し込みの際は、お名前、ご所属および連絡先メールアドレスを明記してください。
  2. 写真はJPEGフォーマットの電子ファイルで受け付けます。
  3. 出展枚数はおひとり5点までとさせていただきます。
  4. 1点のファイルサイズは2Mバイトまでとさせていただきます。
  5. 写真は、以下のデータをワードファイルに付記したものとともに、ファイルを保存したCD-Rを郵送で、
    5月2日(水)
    までに上記運営事務局にお送りください。
    1) 題名
    2) 使用機器名(例:ニコンD300)
    3) 使用レンズ名(例:EF70-200)
    4) 露出、シャッタースピード等(例:F5.6、1/500秒)(これらはなくても結構です)

ご不明の点は下記事務局にお問い合わせください。

【事務局】
第49回日本小児外科学会学術集会 事務局(担当:上野 滋)
〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143
東海大学医学部外科学系小児外科学
TEL:0463-93-1121(代表) FAX:0463-95-6491
E-mail:jsps2012[[atmark]]tokai-u.jp

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